この臨港線は過去何度か訪れていた。しかし休日で貨物がウヤなことも多く、貨物を真剣に撮影することはなかった。そろそろ危ないという噂も聞き、今回は訪れてみようと思っていた。海沿いを行くDD51をものにしたいと思ったのである。

朝EF81300を狙ったが、待ちガマ現れず時間を見計らってこちらへ流れてきた。ロケハンを始めると途中駅「外浜」にDD51が・・・。あれ?まだ出てないはずなのにこの編成は何?居合わせたファンに聞くと田野浦到着後すぐに折り返してきてしまったと言うことである。それも1001号ではないか。やられたと思いつつもロケハンを急ぐ。今回は海とのカットに固執することに。1001号とわからないのはもったいないし、加えて雲が多く海がきれいに出ないのががっかりだ。そんな人の気も知らず、1001号のひく列車はゆっくりとやってきた。

関門橋を入れてのカットは是非とも決めたかったところ。好みの俯瞰地だっただけに、濁った海の色が何とも残念であった。

午後の列車は古城山の登山道から狙う。昔と比べて観光開発がされてしまったものの、なんとかうねる貨物列車をとらえることが出来た。

のんびりと撮影していたが、この貨物は3月に廃止される住友セメント(金見鉄道)からのもので、この風光明媚なミニ路線もあとわずかでなくなってしまうのであった。それに気づいたのは後日のことで、私はその日の内に熊本へ移動してしまった。翌日晴れたとは思えないが、「もう少しじっくり狙ってみたい路線であったなぁ・・・。」と今更ながら悔やんでいる。
(2004年2月撮影)
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