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レースレポート

タミヤグランプリin東京大会
(2002年3月24日、浅草・ROX3)


(Text by 77大塚
(Photos by RCT-TV

タミヤグランプリin東京大会の模様を一部ですがレポートします。
当日の気温は18度前後と、いささか寒い1日となったものの、
コンディションは悪くなく、全クラスで熱いバトルが展開されました。

■ラリークラス■

近年注目度の高まっているラリークラス。
予選では、RCTふぇら〜り伊藤がポールポジションを獲得。
TB-01を駆って予選から安定感ある走りを見せた。
「エキスパート認定者は出場できない」のがこのクラス、
念願叶って?エキスパート認定を外れたふぇら〜り伊藤だけでなく、
RCレースからしばらく離れているドライバー諸氏にとっても、
チャンスのあるクラスとなっている。

さてその伊藤選手、決勝でもそのまま逃げ切るかに思われたが、
バンド変更の影響か、予想外の電波トラブルに見舞われ、
序盤からいきなり戦線離脱!
ここでトップに出たのが、インプレッサを駆る胡沢(くるみざわ)選手。
こちらも大ベテラン、やはり安定感ある走り。
トップを明け渡すこと無く鮮やかに勝利を決めた。
上位選手は、各ジャンプを上手くまとめる走りが印象的。
ジャンプそれ自体の通過速度というより、
その前後を上手く考えた跳び方、また、
混戦の中での臨機応変なアプローチ変更が目立った。
ラリークラスは、唯一の練習日である土曜日においても、
ジャンプ台は設けられず、実質的に事前練習はできない。
目の前に現れたコースに如何に柔軟に対応できるか?
あまり細かい車の差にとらわれず、
コース攻略を楽しめるクラスになっているようだ。

■F103ワンメイククラス■

今回「タミヤ製モーターであれば規制なし」
のルールで争われたこのクラス。
カーペット、ゴムタイヤ、タイトなコース、
ダイレクトドライブマシンという条件で、
一体どんなモーターをチョイスしてくるか。
むやみとパワーを上げても、上げ過ぎれば無駄になってしまう。
結果的にはスーパーストックモーターの使用率が高く、
上げるとしてもアクトフォーミュラー程度であった模様。
普段走り慣れた「スポチュン」を上回るパワーに
振り回される選手も多く、思ったほどタイムは伸びない。
2回目、3回目ともなればある程度方向もつかめるのだろうが、
まだまだ各選手、手探りの状態だ。

ラリークラスではコースへの対応が重要だったが、
今回このクラス「新しいレギュ」への「柔軟な対応」が求められた。
そんななか、予選では市川選手がポールを奪い、
以下鈴木サトル選手、RCT大塚と続く。

決勝で上手く飛び出したのはF1を駆る木村選手、
素早く3番手に上がると、上位のクラッシュに乗じて、
トップに躍り出た。しかし手痛いクラッシュ、
代わってRCT大塚がトップに出るが、
こちらも混乱を避けきれずに転倒、後退。
展開が若干落ち着いてきたところで、
市川選手とサトル選手が激しいバトルを繰り広げる。

しかし各選手モーターを完全には御しきれないか、
各所でクラッシュが発生、
トップ2台もそれらを避けながらの走行となり、
なかなかスムーズなレース展開とはならない。
最終ラップ、トップ市川選手に2番手鈴木サトル選手が急接近!
場内を沸かせたが、最後の最後で一発逆転を狙った鈴木選手が
イン側フェンスにヒット、
市川選手が辛くも逃げ切った。

■GT1クラス■

今、タミヤGPのなかでも、もっとも熱いクラスがこのGT1かもしれない。
パワー的にも適度に押さえられ、
マシンも充分に扱いやすくクセのないものとなっている。
したがってバトルは熱いものとなり、レベルは高い。
車を入念に仕上げ、
その性能を引き出す丁寧なドライビングが要求されるようだ。

予選トップは田村選手、中学生ドライバーだ。
このクラスはベテランも多いが若い選手も実に多い。
決勝では、田村選手が序盤から圧倒的な速さで逃げる。
各コーナーでの車の動きが明らかに他の選手よりスムーズでタイトだ。
「TOPサーキット」で鳴らした選手では、
武藤、荘司選手らも表彰台圏内を伺うが、
やはり混乱のあるレース展開の中なかなか上がりきれない。
20周に差し掛かるころ、
盤石かと思われた田村選手が最終コーナー付近でクラッシュ、
そこに避けきれず何台かが絡んでクラッシュ。これで順位を下げる。

上がってきたのが、予選2番手西川選手と、同3番手菅原選手。
菅原選手もヤングドライバーだ。
順位を落とした田村選手も3番手から追い上げを見せたものの、
西川選手が上手く逃げ切ってトップゴールとなった。

■スーパーGT1クラス■

ポールポジションは2001年世界戦代表の笠原選手、以下
2000年世界戦代表の鈴木守選手、2000年世界戦チャンプの服部選手と続く。
前回、比較的波乱の多い印象もあったこのクラスだが、
今回はさすがに美しいスタートを切り、
暫く予選順位を保った周回を続ける。
そんななか、5番手からミスなく追い上げてきた横瀬選手が、
中盤、気がつけば2位のポジション。相変わらずの勝負強さを見せている。
とはいえトップ笠原選手との差は5秒程度もあり、
そこからがなかなか詰まらない。
笠原選手はミスの無い周回を続け、逃げ切り態勢に。
ところが、他車と接触、
360モデナボディのリアを巻き込むトラブルが発生!
これはいかにも惜しかった。

その笠原選手がたまらず挙動を乱すが、
そこを上手くかわした横瀬選手、
トップに立った後も安定した周回で、そのままゴール。
2位にはペースを取り戻した笠原選手、3位に鈴木守選手となった。

このクラスでは、勝利のキーは実に微妙なもの。
毎回、「一見、漁夫の利を狙っているかに見える」レース運びだが、
最終的に帳尻を合わせてくるのが横瀬選手。
様々なタイプの選手がいて、毎回観戦するだけで面白いスーパーGT1だが、
さすがにこのクラスで優勝を飾る選手、実力には凄まじいものが有る。

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なお、当レースの模様はRCT-TVで好評放映中です!
コンクールデレガンス風景
ラリークラススタート直後
F103クラス
N1クラス
タッグレース
スーパーGT1
最後はみんなでお片付け
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