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☆プロローグ☆ お久しぶりです。 俺は神崎葉夜都(かんざきはやと) 14歳。 第1章の☆人を大切に思う事☆の主人公です。(今回はまた違う主人公なのさ。) 全作では幼なじみで妹の“笑唯梨”(えいり)と姉の“由依”(ゆい)の 複雑な話だった。まあ、それはともかく。 今回の主人公は俺の親友の“那都稀”(なつき)らしい・・。 では!第2章をごらんあれ! あの時・・感じた思い・・・。 妹・柚那(ゆな)の・・あの言葉・・。 どうして・・こうなったんだろう? どうして・・柚那はいなくなったのだろう? 母さんが・・・見ていなかったから・・? お父さんが仕事ほったらかして遊んでるから・・・? 僕は・・できの悪い子供だから・・・なのかな・・・? ☆人を大切に思う事☆第2章:“おかえり”っていおうよ・・。 初めまして、深凪沢那都稀(みなぎさわなつき) 14歳。 まあ、葉夜都と同級生だから・・しかも、誕生日が1日違い・・。 葉夜都とは同じ歳だから・・解ってると思うけど・・・・。 え・・・と、ーーーーーーーーーー・・・・・よろしく。 ?「那都希!お弁当忘れてるよ!」 彼女は、双子の姉・深凪沢柚継(みなぎさわゆつぎ) 14歳。(いわずとしれた・・) 柚継「自分でお弁当作って忘れないの!学校違うんだからね!」 柚継は“跡継ぎ”の“継”の漢字の通り、母親を継いでいる。 だから、“頭のいい学校”にいってる。 それに比べて何も出来ない僕は普通の学校へ行ってる。 父親も頭が良くて、エリートなひとだったらしい。 父親は僕が3歳ぐらいの時に亡くなったらしいのであまり覚えていない。 僕に一体何が出来るのかな・・。 勉強も人一倍やらないと追いつけない僕・・。 病弱で学校をよく休んでいる未瀬谷安曇(みせたにあずみ)さんにも負けている。 彼女は家出は勉強はやってないのに・・。 どうして追いつけないのか不思議でしょうがない・・。 勉強はがんばっているのに・・・。 睡眠時間2時間でがんばってるのに・・・。 それなのに・・・出来なくて・・点数も悪いんだ・・・。 柚継や安曇さんにも抜かれていって・・・。 どうしてだろうーーーーーーーーーーーーー・・・・? ?「おい!道路のど真ん中で止まるな!」 那都稀「え・・?あ・・す・・すいません!!」 運転手「近頃の中学生は・・全く」 はあ、新学期早々ついていない。 担任「深凪沢!お前一人のせいで学校が傷つくじゃないか!」 学校の問題じゃないと思うけど・・。 担任「大体お前・・日頃の行いが悪いんだ!花瓶は割るし・・。勉強しないで寝てるだろ?」 那都稀「ちゃんとやってます!!」 担任「じゃあ・・何で出来ないんだ?」 那都稀「・・・それは・・」 担任「やっぱり、勉強してないんだな!はははは」 笑うことなのか・・? 成績が悪いから勉強してないって・・? 僕はちゃんとやっているんだ! ちゃんと・・・勉強しているのに・・。 葉夜都「那都稀!あの先公の言う事なんて聞くな!!」 那都稀「いっつ・・・からそこ・・に?」 葉夜都「さっき・・内容はどうせ成績だろ?那都希はちゃんと勉強してるんだ!それでも・・成績は悪い人だっている。自分が成績良かったもんだから・・えらそ〜に!あの先公ぶったたいてやる!」 那都稀「や・・やめてよ!葉夜都!!」 葉夜都「なんで・・・お前が悲しまなきゃいけないんだ・・? お前はあの時充分悲しんだ!あの先公のいうことで悲しむな!!」 那都稀「ーーーーーーーー・・・・でも」 葉夜都「・・那都稀・・俺はずっと側にいるから・・悲しいときは俺にいってくれ・・俺の所で泣いてくれ。俺は・・お前が凄く大切な人なんだ・・。大切な人がいなくなる悲しさだって知ってる・・・。だから・・那都稀・・」 那都稀「解った。那都希は笑唯梨。僕は柚那。どっちも・・“妹”なんだよね」 葉夜都「ーーーーーー・・・ああ!」 あんなこといっちゃったけれど・・。 本当に良かったのかな・・・・? 柚那・・は・・大切な僕の妹・・。 あれは・・・4年前。 僕が10歳で柚那が7歳・・・。 母「柚那ちゃん。ピアノコンクールの発表がんばったね!ごほうびにどっかいこうか?」 僕は・・がんばってないって思っているの? 柚那「お兄ちゃんは?」 母「どうせ、那都希は練習に手を抜いたんでしょう?」 那都稀「ちが・・・・・っ」 柚那「柚那知ってる。お兄ちゃん・・ままのいない前で練習してた。」 母「那都希はどうだって良いの!年上なんだから!」 そういって・・一度も“ごほうび”なんかもらったことない。 嫌われているんだ・・・。 生まれる前から・・・ずっとーーーーーー・・・。 柚継「お母さん!そういって・・那都稀にごほうびあげなかったでしょう?お母さんの大うそつき!」 母「柚継のいない前であげました!」 柚継「・・・・・・本当?」 那都稀「え・・・・・・・・し・・知らない!」 柚継「ほらぁ、って・・・ちょ・・・那都稀!?最初から怖がっちゃ駄目でしょう!?」 那都稀「・・いらない・・よ。柚那にあげて!柚那と一緒に行ってらっしゃい!」 柚継「待ちなさい!那都稀!!」 柚那「水族館」 母「じゃあ、行きましょうか」 那都稀「僕は遊園地」 母「・・」 柚那「あ!柚那やっぱり遊園地行きたい!」 母「解った。いきましょう。那都希はまた今度ね」 やっぱり・・いつも“また今度”なんだよね・・。 そして、母と柚那は水族館を辞めて、遊園地に行った。 それが、関係が壊れてきた始めだった・・。 その日、柚那と母の帰りは遅かった。 夜中の11時をまわっただろうか・・・。 僕と柚継は首を傾げながら待っていた。 そして、12時頃に帰ってきた。 そこには・・・ 母「・・・・・・・」 柚継「遅い!柚那は!?」 母「・・・・・れた」 柚継「え?」 母「貴方のせいよ!那都稀!!」 那都稀「え・・・!?かあ・・さ・・!?」 母「貴方が“遊園地”なんて言わなければ良かったのよ!!」 柚継「お母さん落ち着いて!」 母の興奮が少し収まった。 母「柚那は・・誘拐されたわ。“お兄ちゃん大好き”っていってね!あの子は乗り物と間違えたのよ!。水族館では絶対あり得ない話だわ!貴方のせいなんだからね!那都稀!二度と柚継とも近づかないで!」 その一言で・・“僕”もかわった。 いつも、家には遅く帰ってきて・・ 朝は早くでて・・・・母さんと会わないようにしていた。 “柚那”がさらわれたのは・・僕のせいなのーーーーーーー・・・・? って・・・学校!始まってる!? 担任「で・・?遅れたと?ばかもの!!」 那都稀「・・ご・・ごめんなさい。ごめんなさい」 結局遅刻決定。 柚那ーーーーーーーーー・・・。 そして、1ヶ月が過ぎた。 少女「すみません。1−6632−8番地はどこですか?」 那都稀「そこって・・僕の家だけど・・なにかよう?」 少女「おにいちゃん!?」 那都稀「・・・ゆ・・な・・」 少女「うん!私は柚那!いままで、良い叔父さんと住んでたの!その人殺されちゃったから家もどってきたの!」 殺・・・・・・・・・・・・・・・・・? って殺されたぁぁぁぁぁぁ!? どんな家だよ! 誘拐犯だからかぁぁぁ!? 柚那「?」 那都稀「と・・とりあえず家に!」 そして・・ 母「柚那・・貴方の誕生日は?」 柚那「3月27日」 母「血液型は?何座?あなたはなんのごほうびだった?」 柚那「AB型。牡羊座。ごほーびはピアノ発表会がんばったから。遊園地行かせたも らった」 母「・・柚那の好きな好物は?」 柚那「たこちゃんウィンナー!」 母「・・お帰り!柚那!!」 僕はその時見抜いてしまったんだ。 それは、“柚継”だって事を・・。 そして、ついうっかり言葉にしてしまった。 那都稀「柚継・・・・・・?」 母「!?」 やばっ!! 母「那都稀・・私が喜んでいるのを邪魔したいの・・? 貴方なんか生まなければ良かったーーーーーーーーー・・・・!!」 始めから・・嫌われていたから同じ事だったんだ。 柚継「那都稀!?どこ行くの!?ねえ、 那都稀っっ!!」 母「・・・柚継・・あの子は・・私の本当の子供じゃないの。貴方が生まれた日に 拾ったの。柚継・・?」 柚継「そんな理由であの子を嫌わないで!あの子を・・傷つけないで!傷つけるお母さんは大嫌い!あの子は・・・いつもがんばっているのに!ピアノの時でも・・勉強でも・・それを知らないお母さんはお母さんじゃないよ!例え、本当の親子じゃなくても・・血がつながっていなくても・・人を大切にして!!」 母「ーーーーーーーーーーー・・・・・・・」 僕は走った。 とても遠いところへ行こうって思った。 札幌・・?いや・・・小樽・・・?小樽だ! 伊達からなら・・小樽までは遠い・・ そこまでなら誰も知らない! 切符は・・・・・えと・・何円だ? えっと・・・○○○円っと 柚継「待ちなさい!」 那都稀「・・・・・・離して柚継!」 柚継「自分の気持ちをいって!“嫌われてる”っておもってるんでしょう?だったら・・嫌われるなんて思ってないんでしょう?だったら、素直に自分の気持ちをいって!お願い・・・・・・。お母さんに・・・・・いわないと解らないよ・・・。お母さんは凄く馬鹿でものすごく馬鹿でアホみたいに馬鹿だから・・・」 那都稀「その文法・・へん」 素直にいう・・? そうやっていったらいいの? 解らないよ・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・!! 柚継「今日は貴方の誕生日。ねだりなさい」 那都稀「ーーーーーーーーーーーー・・・・・柚継ぃ」 柚継「泣いても良いよ。男は泣いちゃいけないなんてないんだから」 那都稀「ーーーーー・・・ごめ・・・なさい」 柚継「謝るなっつの!」 その言葉がどれだけ嬉しかったか解る? 凄く、嬉しかったよ・・・・。 凄く嬉しくて、涙が出てしまった。 そんな言葉を誰かくれるなんて思っていなかった。 那都稀「僕がんばる!」 柚継「え・・・?」 那都稀「・・・・答えは解ったよ。柚継の答えで!」 柚継「・・そ・・そう?」 那都稀「ああ!」 臆病で恐がりで素直に言えない那都希は消えた。 これからは、元気で明るくて素直にいう那都希がでて来る。 生まれ変わる訳じゃない。 生まれ変わることは出来ない。 だから、変わるんだ。 僕自身をかえるんだ。 そう・・したらすこしはかわるかな? 柚那はいないけれど・・・。 それは、お母さんの責任って事で。 柚継「柚那のけんはね・・お母さんの責任だよ。一緒にいたのはお母さんなんだから!」 那都稀「・・・ああ、そう・・だといいな」 それから何日経ったのかは解らなかったけれど・・いきなり意識が遠のいた。 僕は・・・何日眠っていたのだろうーーーーーーー・・・・? ?「那都稀!しっかりして!!那都稀!!」 那都稀「・・・・・・誰・・?」 葉夜都「那都稀!眼覚めたのか!?」 那都稀「・・・はや・・と」 母「那都稀!」 那都稀「・・・・・・・・・・・・!」 あれ・・・?ここは・・・僕は・・何していたの? 母「那都稀!小樽まで行ってどうするきだったの!?」 那都稀「・・・・・・?」 母「那都稀・・・・?」 那都稀「・・・・・・誰?」 葉夜都「那都稀・・お前の母親だぞ!?」 はは・・・おや? それは一体何・・・・・? 那都稀「母親って・・・・何?」 由依「貴方・・自分の母親を知らないの!?」 彼女は葉夜都の姉・由依(ゆい)さんだ・・。 自分の母親って・・・? 柚継「思い出して!柚那の事も・・・お母さんの事も!!」 那都稀「・・・・・・柚那は妹だよ」 柚継「お母さんは!?」 那都稀「・・・・“お母さん”・・って・・何?」 そんなの知らない・・・。 母「那都稀!何をとぼけているの!?早く家へーーーー・・・」 医者「ゴニョゴニョゴニョ」 由依「ーーーーーーーー・・・・ええ!?」 何を話しているのかはしらないけれどーーーーーー・・・・。 由依「那都稀は・・“両親”を・・消した・・・?」 葉夜都「どういうことなんだよ!由依!!」 由依「・・・那都希は“両親”に・・可愛がられたことはなかったでしょう・・? そればかりか・・怒られてばかり・・だから・・那都希の知っている“大人”の記憶を那都希は消してしまったの。だから・・・“大人”を・・思い出すことはないわ・・・。」 ーーーーーーーー・・・・・? 由依「とりあえず、退院。公園とかいこっか?」 那都稀「・・・・・・・・・・」 由依「那都稀君?」 那都稀「柚継が教えてくれた言葉で・・“自分”が変われそうな気がした・・。そんなきがしたんです。だから・・・もっと、自分を変えていこうって思ったから。何か他の所へ行きませんか?」 葉夜都「じゃあ、水族館」 す・・・い・・・ぞ・・・く・・かん? 葉夜都「お前・・本当はいきたかったんだろ?」 那都稀「ーーーーーーー・・・・・・・うんっ!」 懐かしい、水族館という言葉。 そして、思い出す後景が再びよみがえる。 柚那と一緒に行ったのは・・・“お母さん”・・で・・ お母さんが柚那を助けなくて・・。 そして、いつの間にか水族館についていた。 母は柚継を連れて先に帰ったので メンバーは僕と葉夜都と由衣さん。 由依「水族館って広いね!」 由衣さんは水族館の入場券を買い、中に入ってはしゃいでた。 由衣さんもいたことなかったのかな・・・? 由依「ほらほら!那都稀君も葉夜都も早く早く!」 由衣さんは走っていってしまった。 またすぐ戻ってきたけれど・・・。 凄く興奮しているみたい・・・・。 葉夜都「はしゃぐな!高校生だろ!?」 由依「え〜〜?だって、私も初めてなんだもん!」 葉夜都「那都希を引っ張るな!」 そういって、葉夜都は由衣さんの頭を殴った。 い・・・いたそう・・。 由依「いた〜〜〜い。」 葉夜都「那都稀!まずはどこがみたい?」 葉夜都は僕に近づいてきた。 那都稀「え・・・順番に行こう・・近くにいるのは・・・サメ・・だね」 葉夜都「?」 そこに、一人の少女が走っていた。 そして、予想通り転んだ。 少女「いたいよぉ〜〜」 どうみても、小学6年生か、中学1年生・・だけど、 それより幼く見える。 那都稀「だ・・大丈夫!?」 少女「うう〜〜」 僕は少女をたちあがらさせた。 葉夜都「那都稀!お前の大好きないるかさんだぞ!」 那都稀「え?どこどこ!?」 僕が行こうとしたときに少女は僕の上着をつかんだ。 那都稀「な・・・なに?」 少女「未瀬谷那都稀さんですか?」 那都稀「・・・・・そうだけど?」 な・・何で僕の名前知ってるんだ? 少女「那都稀お兄ちゃん!」 那都稀「ーーーーーーーーー・・・え?」 少女は“柚那”なのか? それとも・・・・。 少女「私は未瀬谷柚那(みせたにゆな)!別名は・・紅戯柚那(あかぎゆな)!」 那都稀「柚那・・・・生きてたのか?」 柚那「?」 そして、そのあとに柚継と母が現れた。 母「柚那!」 柚継「柚那・・・」 由依と葉夜都は温かく見守ってくれた。 邪魔しないように・・・少し、距離を置いて・・ 柚那「お母さんなんか嫌い。私は那都稀お兄ちゃんに会いに来たの!」 那都稀「・・・・え?」 柚那「だって、那都稀お兄ちゃんといると・・とっても気持ちいいの」 那都稀「・・・・・・・え・・」 僕の側にいると気持ちがいい? こんな僕の・・・・・? 母「那都希は私のことなんか忘れているわ」 その時一瞬して全ての記憶が見えた。 柚那がさらわれたときの記憶も・・・。 那都稀「お帰り・・なさい。柚那」 本当のENDではないけれど・・。 柚那が帰ってきた。 それだけで・・いいんだーーーーーー・・・。 葉夜都「行くぞ!那都稀!今度のテストも100点だ!」 那都稀「うん!」 僕は、柚那が帰ってきて・・そして、お母さんが好いてくれるようになったら 勉強の点数が上がった・・。 それから・・僕は本当に変われたんだ・・・。 別に、お母さんの事は嫌いだったけれど・・ 少しづつ・・・解りたいって思ったんだ。 僕を嫌った理由を・・もう少し・・・。 ☆FIN☆ |