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秋を迎えた・・。 俺は再び思い出す。 “笑唯梨”を・・あの時遊んだ全てを・・。 “兄弟”なんて関係ない。 そんなの・・全く関係ないんだ・・。 笑唯梨との・・・記憶(おもいで)を・・忘れないように・・。 永遠に残しておきたいと思うから・・・。 大切な思い出ーーーーーーー・・・・。 絶対・・忘れないよ・・。 だから、永遠に・・笑唯梨(きみ)も忘れないで・・? ちゃんと・・・覚えておいて欲しいから。 ☆人を大切に思うこと☆第3章:大切な思い出 那都稀「葉夜都!いつまでぼけてるの?」 初めましてでお久しぶり・・俺は神崎葉夜都(かんざきはやと) 15歳。(誕生日は夏だ) 彼は、未瀬谷那都稀(みせたになつき) 15歳。(誕生日1日違いだ) 今回の主役はやっぱり俺だ。 那都稀「葉夜都!学校始まるよ?せっかく秋になったんだから」 今日は10月1日・・ちなみに月曜日。 葉夜都「世話好きになった那都稀君。君本当に変わったね」 那都稀「え・・・もちろん・・。葉夜都のおかげで変われたんだよ!」 ?「葉夜都達でしょう?」 突然現れたのは俺の姉、小豆沢由依(あずさわゆい)。両親離婚のため名字違う。 由依「全く!ひどいじゃないのよぉ」 葉夜都「由依!何がひどいんだよ!!」 由依「那都希のバーか」 那都稀「おはようございます。由依さん」 由依は今年で、18歳。高校3年生か。 由依「はあ・・冬が終わったら・・大学だよぉ」 葉夜都「でも、受かるかどうか解らないんだろ?」 由依「私のいってるのはそんなのじゃなくて・・“大人”いりって・・ことだよ」 由依はそういったあと、さっさと歩いてた。 葉夜都「冬が終わったら高校か・・・」 由依はくるりとまわって俺を指さした。 由依「それ・・・・私に嫌味のつもりなの!?」 由依は凄く怒っていた。 葉夜都「なんでそうなる」 由依「それ・・・ならいいんだけどなぁ」 由依は照れていた。 俺的には何で照れてるのかはしらないけれど・・。 あれ?那都稀は・・? 葉夜都「那都稀?」 那都稀「何?葉夜都」 突然那都希がでてきた。俺達に気をつかったんだろう。 那都稀「葉夜都と由依さんって似てないよね」 葉夜都「ーーーーーーーーーーー・・・・ああ」 俺も思った。 どうして似てないのかなって・・。 父さんにはあって無いし・・。 はあ・・・誰に聞けば良いんだ? 由依「貴方が似ていないわけ?男だからじゃないの?」 那都稀「そんな意味じゃないとおもう。」 葉夜都「父さんに聞けば・・解るのかな」 ボソッ それをしっかり聞いていた由依はいった。 由依「だったらきけばいいじゃない」 葉夜都「出来ないよ・・。12年もあってないんだろ?」 12年という長い月日・・なんだよな。俺にとっての“15年間”は・・ とても、短く感じた。それは・・・・何故? ?「由依。誰なんだ?まさか・・彼氏」 由依「違うよ。神崎葉夜都と未瀬谷那都稀君」 ?「はや・・・と・・・?!」 俺の名前・・・何で知ってるんだ!? 由依「葉夜都!父よ」 葉夜都「!」 どうりで知っていたのか・・。 父「久しぶりだな。葉夜都・・母さんは・・生きているのか?」 葉夜都「・・・・・・・・・・・・・ううん」 父「そうか」 うつむいている俺に向かって悲しそうな瞳で俺を見ていた父親。 そんな瞳で俺を見ないでくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 葉夜都「・・・由依!学校遅刻ーーーーーー・・・」 父「葉夜都!」 葉夜都「?」 父「今度は・・3人で話し合おう・・・・・」 葉夜都「断る!」 父親が俺に手をかけようとしたが 俺は振り払った。そして・・こんな事を言った・・。 葉夜都「もう、離婚したんだろ?だったら・・だったら・・もう他人だ!」 ダッ 由依「待ってぇ〜〜〜」 那都稀「葉夜都!由依さん!待ってよぉ!」 俺は走った・・・。 何故かあそこにいたくなかった。 手をおこうとした父親・・・。 それを振り払ったのは・・“父親”が嫌いだったから・・。 だって・・母さんも悪いけれど・・・。 あんな事・・いう人なんだから・・ 由依「葉夜都!ま・・・・・」 那都稀「葉夜都君!」 那都希は俺より足が速い。 なんだか嫌だな・・・。 由依「私じゃ駄目なの・・?私じゃ救えないの・・?那都稀君・・」 那都稀「走らないと・・遅刻しますよ」 由依(その時の那都稀君は真剣でまじめな顔だった・・。葉夜都を追うことに集中していたのね・・・・・・・・) 那都希は俺に追いついた。 那都稀「葉夜都!」 葉夜都「ーーーーーーーー・・・・っ那都稀」 那都稀「思い出したんでしょう?解るよ」 葉夜都「・・那都稀・・。ずっと・・一緒だよ」 那都稀「うん!」 なんだろう・・いつもと反対だな。 那都稀「・・・・・・・・・じめてだよね」 葉夜都「・・・・え・・・?」 那都稀「僕が・・葉夜都を助ける番になるときが来たんだよね」 あ・・・・・・・・・ 那都稀「学校は休んじゃお!」 葉夜都「おう!」 那都稀が行って来るのは初めてだな。 那都稀「遊園地とか?」 葉夜都「サボり?」 那都稀「ーーーーーーーーー・・・・・・うんっ!」 那都稀・・俺馬鹿だ・・。なんで・・父親にあっただけで落ち込んでる? でも、すっごく・・いいなーーーーーーーーーーーー・・・・・・・・。 由依「どこ・・?どこ行ったのよ!馬鹿葉夜都!!」 私は他人だっていうの・・? そんなのひどいよ!! 那都稀「あ・・由依さん学校いったのかな?」 葉夜都「多分な」 そして、夜。那都希は俺の家で泊まる今年にた。 那都稀「久しぶりだな〜〜葉夜都の家で泊まるの」 葉夜都「そうか?」 ?「どこいっていたの?」 那都稀「由依さん!?」 何で由依がここに!? 由依「・・・し・・学校休んだの・・。どうしておいていくの?私は他人だから・・?お父さんのことを他人っていうなら・・・・・・・私のことだって他人なんだからね!葉夜都の馬鹿!お父さんはすごくいい人なんだから!」 ダッ (馬鹿由依!こんなこといいに・・来たんじゃないのにーーーーー・・・・) 由依の奴・・無理してるな・・。 那都稀「由依さん!」 葉夜都「・・・・・・由依も他人・・か」 由依が他人だなんて思ったことはなかった・・・。 一緒にいて当たり前な存在。それが由依だ・・。 だから・・だから・・由依も大切な人間・・。 笑唯梨みたいに・・失いたくないーーーー・・・。 那都稀「葉夜都!」 葉夜都「由依!そこを止まれ!じゃないとーーーーーーーー・・・」 由依「・・・・私なんか死んじゃえば良かったんだ!」 葉夜都「・・・・・・・・・・由依!」 キキキーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 由依「・・・・・・・・・・ん」 那都稀「・・・・由依さん!」 由依「・・・・・・・・葉夜都!?」 俺はぎりぎり由依をかばうことが出来た。 “笑唯梨”に障害がないのなら・・俺と同じ事を思ったから? 葉夜都「・・・・・・・・由依・・・・・・・・は・・・・笑唯梨みたいに・・・ ・ ・・・・・・い」 由依「葉夜都!!葉夜都ってば!!葉夜都!!」 夢を見ていた・・・。 長い夢をーーーー・・? 少女「は〜や〜と君!」 葉夜都「・・・・・・誰?!」 少女「忘れたの?駄目だね」 葉夜都「え・・・・・」 少女「・・・・・・大好き」 ?「葉夜都!」 葉夜都「・・・・・・・・ゆ・・・・・・・・い?」 由依「どうして私なんかかばったの!?」 葉夜都「・・・・・それは・・・・失いたくなかったから・・大切な人を」 由依「貴方・・私をかばったせいで・・・右目・・見えなくなったんでしょう?」 葉夜都「死んだよりはましでしょう?」 由依「馬鹿」 葉夜都「由依。しっかりしないと駄目だよ」 由依「・・・・・・」 由依の顔は・・真っ青。 俺は記憶がないんだ・・。 そこらへんの・・な。 覚えているのは笑唯梨の・・ 葉夜都「お前のせいじゃないからな」 由依「何で解ったの!?」 葉夜都「俺が・・笑唯梨の時と同じだろうって思ったから」 由依「でも!私はわざと飛び出したのよ!?」 葉夜都「・・・・・・・・・・・・・ああ。それがどうした?」 俺は・・大切な人を失う方法がよっぽど怖い。 死ぬことにおそれはない。 きっと・・・・・大丈夫だ・・・・。 きっと・・・きっと恐くなんてない! 由依「馬鹿」 那都稀「葉夜都・・・・・・!」 那都希が心配してくれていると解る瞳。 由依や那都希が思ってくれているって解るよ。 ずっと一緒にいたから・・。 一緒にいてくれていたから・・・。 那都稀「・・・・・・・・・・・・・・あ!UFO!」 葉夜都「え?!」 由依「プ・・・今時・・・ひ・・ひっかか・・プ・・・・」 葉夜都「笑うな!」 俺の夢は・・“UFO”に会うこと・・といってたらしいが 今は・・・何だろう? 由依「ねえ、葉夜都・・瞳大丈夫・・? 葉夜都「?別にどうもしないぞ?」 那都稀「ねえ、由依さん・・由依さんは葉夜都と血がつながってる方がいい・・?」 那都希は由依を見ていった・・。 由依の答えを待つ俺達・・。 由依は・・小さいころから何かを隠していた。 隠すことが上手だった・・。 由依は笑唯梨の事も隠し続けていた。 妹だって事も・・血がつながっている“家族”ということも・・。 由依は俺達には何も言わない・・。 今だって・・何も言わないんだ・・。 那都希も幼なじみとはいえるんだぜ・・・・? 那都希も笑唯梨も・・由依も一緒だった。 それでも、俺は由依が隠してるって事は解らなかった。 ごく、最近になって知ったんだ。 由依が隠し続けていたって事。 その・・由依の気持ちを解っていたのか・・・? 由依の気持ちは一体どんな気持ちでいっぱいなんだろう? 由依のことを全て分かったわけじゃない。 でも、由依のことを少しづつ・・解らないと・・。 由依に辛くさせてしまうかも知れないって・・心の中で思ったんだ。 由依「だって・・私が葉夜都を好きだとしても、葉夜都と血がつながっているんだよ?私・・“家族”しか・・駄目じゃない・・。どういっても・・家族なんだから」 由依はそう言い残し、商店街へと走っていった。 由依の家は知らない。 由依は教えてくれなかったから。 いや、俺が嫌だったと言っても良いな・・・・・・・。 由依は・・教えられなかったんだよな・・。 葉夜都「由依・・って結構がんばるよな」 那都稀「え?あ・・うん。そうだよね」 那都希も納得した。 那都希は前の計画通り、俺の家で泊まった。 そして・・俺は再び夢を見た・・。 =商店街通り= 少女「う・・ひっくひっく・・」 葉夜都「泣くなよ」 少女「だって・・葉夜都君が作ってくれた・・オルゴール・・ひっく」 葉夜都「また作るから・・ね?」 少女「うえ〜〜」 少女はいっこうに泣きやまない。 俺がなんと言っても泣きやまない。 少女はひたすら泣き続ける。 葉夜都「そこで待ってろよ!」 少女「はや・・・・うん」 少女はこくりと頷いた。 そして、10分後・・・。 葉夜都「ごめんごめん!ほら!おまんじゅう」 少女「ふ・・え・・?」 葉夜都「早く食べて!できたばかりなんだよ!」 少女はおまんじゅうを食べた。 少女「葉夜都君。今日はありがと・・オルゴール・・また作ってくれる?」 葉夜都「うん!」 少女は・・『おまんじゅうありがとう!とってもおいしかったよ!』といって走って帰っていった。 彼女は本当に“オルゴール”だけのために泣いてたのかな? “オルゴール”作るのは大変だけれど・・“少女”のためならーーーーーー・・・・ ん?少女・・・?あのこの名前は何だっけ・・・? あの子が6歳で・・俺が8歳。6年前・・か。少女は商店街で何をしてたんだろう? ?「葉夜都!」 俺は誰かの声でおこされた。 懐かしい記憶は一瞬にしてかき消された。 那都稀「もう、9時だよ。いつまで経っても起きないつもりだったの?」 夢・・・・? あの少女は・・・笑唯梨!? 那都稀「葉夜都?」 葉夜都「ごめん・・。笑唯梨と・・か」 那都稀「夢に見たの・・・?」 那都希は心配そうな顔をして俺の顔を見た。 俺は『大丈夫だよ』と答えたがいまいち不安そうな顔をする那都稀。 そして、今日は・・由依の誕生日・・か。 葉夜都「那都稀何にする?」 那都稀「僕はもう、買ってあるよ。葉夜都・・今日、買いに行くんでしょ?つきあうよ?」 那都稀・・いつも、買うのが早いな・・。 いや、俺が遅いのか・・。由依が喜びそうなもの・・。 ぬいぐるみ? 葉夜都「商店街の“ぬいたくん”に行くぞ」 那都稀「了解!」 商店街の“ぬいたくん”とはぬいぐるみ屋のことだ。 一番、評判がいい店だ。由依へのプレゼントはぬいぐるみにしよう。 那都稀「恥ずかしくないの?今更だけどさあ・・」 葉夜都「なんで?」 那都稀「なんでって・・その」 つまり、那都希がいいたいのは“この歳になってぬいぐるみなんて・・”といいたいんだな。 長年のつきあいで解る。俺は別に恥ずかしくないぞ?女物じゃなければ。 那都稀「じゃあ、行こうか?」 葉夜都「おう」 俺と那都希は“ぬいたくん”にいったあと、マクドナルドにいった。 朝飯まだだったからな。その後、那都稀と待ち合わせの場所へ行った。 そこで、由依と待ち合わせをしているんだ。 だけど、由依は来ない。そして・・3時間後。 那都稀「こないね・・。由依さん」 葉夜都「・・・・・ああ」 こんなに遅刻する由依は初めてだ。 もしかして・・昨日のことが原因なのか? でも・・昨日は昨日で・・ああ〜〜何がなんだかさっぱり解らなくなってきた! 由依・・・・今日は本当に来ないのかな? ?「ごめんなさい!待った!?」 いきなり、少女の声が聞こえた。 見なくても解る・・由依だ。 那都稀「どうしたの?由依さんがこんなに遅れるなんて初めてだね」 由依は顔色を変えた。 一瞬にして真っ青になって俺にこう、告げた。 由依「お・・お父さんがいなくなった」 ボソッ 消え入りそうな声で・・小さく行って来た。 葉夜都「ええええ!?」 那都稀「どうしたの!?葉夜都!?由依さん!?」 父親がいなくなった・・・? どこかへ消えたって事か!? それとも・・それとも・・。 由依「お父さん・・家に帰ってこないの!」 由依は叫んだ。 そして、由依は俺の服を強く握った。 そして・・大声で泣いていた。 俺は・・由依になっていうべき何だ? そんな風にいわれても・・俺は何も出来ない。 俺は・・無力だから・・・。 ごめん・・由依・・・俺は・・。 |
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