第12話 僕等の旅は永遠に。























「…紅葉は何処にいますか?」

「紅葉?王室にでもいるんじゃない?気分悪いとかいってさぼってるから」


何時からか冷たい人となった。

あの人はこんなに冷たい人じゃなかったのに。


「…そうですか。僕は紅葉の様子を見に行きます」

「紅葉は直ぐ良くなるわよ」


僕は妻の子。水月様と紅葉は夫の子。

夫の子が国を次ぐことが決まっている為ちょっと不満な表情をしていた母。

水月がいないため、紅葉が後を次ぐことになっていたのだけれど…。

水月の事はとても嬉しそうなのだが紅葉には冷たい。


「………紅葉………気分悪いのでしょう?でしたらば会ってきます」


そういって母から離れた。



  コンコン・・・



紅葉の部屋に行くと、紅葉は其処にいた。


「……どうした?紅葉。気分悪いのか……?」

「兄上……!……何でもありません……!」


驚いた顔の紅葉。

何故それほど驚くのか不思議でしょうがない。


「平気じゃないだろう。紅葉はまだ8歳だろう?無理してはいけない」

「……本当に平気…だから……姉上の説得にでも良いってください」

「水月様は自ら来る。ほうっておいても…」


紅葉は一体どんな思いなのか………。


「…え?……来るの………?」

「来るよ」


来てほしくない、との思いがあるのか…。

きてしまったらその後が怖い、という思いがあるのか…。

彼の思いが一体どんなものなのか…僕には解らない。


「紅葉。お前は無理しなくていい。……母はわがままだから」

「…違う………」

「母の言葉は気にしなくていいんだっ!!」


時に残酷で時に冷たい。

…………褒めてない…な。


「………僕は後継者だ。兄上と話している暇は無い」


強気な声が震えている。

水月様は……………何時来るのだろう。

早く来てほしい。我慢してばかりの紅葉……心配だ。


「………」


其処でしゅんとされても………。

自分で言っておきながら。


「………姉上は…今更来るの?」


会ったことのない姉弟。

そして、押し付けられた”王”。

二人は…どんな風に?

再会したらどうなる?

”会いたくない””今更?”……どんな言葉が出てくる?

最悪の場合はどうするか考えなければ――――。







☆☆☆☆☆☆後書き☆☆☆☆☆☆
紅葉とホルンと母しか出てきませんでした。
水月がでてこなかった(笑)
次はでますね。きっと。
っていうかどうやって水月だせばいいの?(笑)
普通に今旅中です☆って?
…………………話すすまねー!(突っ込み)
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