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「水月さま!」 少年がひょこひょこと水月の側に走っていく。 「え?」 水月は少々振り向くと驚いて少年を見た。 少年は水月と同じくらいの背(145cm)で、紙の色は水色。 「…君、だあれ?」 少年は少しだけうつむく。 「覚えて、ないの?水月様」 「お前誰だよ。なんで水月の名前知ってるんだ!?」 「え?だって僕…ずっとずっと水月様の事、捜してたから…!」 第7話 少年・ホルン 水月を捜していたという少年…『ホルン』は、水月を狙っているやつ等の近くにいる。 というのも、元は水月はそのもの達の『子供』だったのだが、 力を持ち合わせている水月は勝手に別のところへ飛んでしまったのだ。 水月を捜す為にお偉方は水月がいない、という街などは焼き払う事を実行した。 ホルンは反対だったが言えず、一人単独で水月を捜していたらしい。 「…へー…でも、ホルン君、なんで?」 不思議そうな表情をする水月。 「え?なにがですか?」 ホルンはケロッとして言う。 「何で私を捜すの?」 「……どうしてそんな不思議な顔するんですか?しなくていいのに」 ホルンはまた笑った。 その言葉をあまり気にいっていない表情をする秋。 実はホルンを敵視している。 あってまもない人を信用は出来ないのだ。 「…水月様は知らないんですね…何も」 「?…何が????」 「これだけ説明しても…貴方は何も思わないんですか?」 「……」 どうしてだろう…。 街の事は全部私のせいなのに… なのに 何も感じない 罪悪感とかそういうの… ……何でだろう……? 「水月の存在を黙っていたのは俺たちだ。水月が悪いわけじゃない」 …あ、そうか。 私は皆に守られてたんだ――――。 |
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