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私は皆に守られているんだ。 何も知らなくて…何も不自由がなくて…。 全部秋君…知ってたんだ………。 だから…………? だからそんなつらそうな顔をするの? 第8話 水月の力@ 「秋君は…知ってたんだよね?」 「…何を?」 どうしてそんなに怖い瞳で見るのかな…。 「私の事……っ…全部…知ってたんだよね?」 だって、知らなかったら…あんな事…言わないよね? 「…知っている以外に…何かあるか?」 「え…?」 知らないこと…それはありえない…って事…なのかな? 「全部全部お前がめちゃくちゃにしたんじゃないかっ!」 「……わたし………?」 こんな秋君の顔…知らない。 「俺の本当の両親だって…全部お前がとってったんだろうが!」 ……私の…両親が…………秋君の…両親!!? 「水月さまはなーんも知らないんだね…」 「誰も教えようとはしないさ。本当は”金づる”だったんだから」 逃がしてくれた…っていう…事なのかな。 「あの、私…っ……私、何も…そんな力なんて使えないよ?」 「覚醒すれば直ぐ使えるよ」 …覚醒すれば? 「水月、覚醒したくないっ」 「「え?」」 「水月はこのままがいいっ」 だって…怖い……そんな力…私持てない…。 「だって…怖いもんっ」 …持ったって…。 「そんなの使いこなせる自信ないもんっ」 怖がりの証…。 「……っ…守ってもらってるのは解ってるけどそんな力嫌(や)だ!」 「水月!!!!!」 遠くに離れたい 誰にも見つからないところに… 恥ずかしくて…怖いよ! |
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