僕達は離れ離れになった。









ヘリオポリス。









其処は僕達にとってはとてもとても長い場所だった。









歩いてはたどり着けない場所。









誰がこんな世界を望んだだろう









少なくとも僕は望んでいなかった









一緒にいたかった









「キラ」









今は彼の声さえ聞けない。









―――日が過ぎるにつれ、そんな思いは消えていった。









けど、彼は来た。









「キラッ」









「アスラン???」









どうして彼が此処にいるのかはわからない。









でも、彼はいった。









「キラに会いにきたんだよ」









………と。









其の言葉がとても嬉しくて嬉しくて









アスランの気持ちも大切にしたいと思った。









今は少しだけ恥ずかしくて素直になれないけど









「ふ、ふーん」









何時かなれたらいいと思う。









そんな……スナオに言える僕に。









「アスラン〜」









何時か君のためにいるんだよ、って。









うっすらとした日々もあったけど、









アスランがいないとよく解らなくて…寂しい。









何時か言えると良いな。









僕も君が好きだよ……って。