北京ヴァイオリン

父さんに
  会いたかったんだ・・・




北京ヴァイオリン

ギターの弦がすぐに錆びてたのは、私の指が汗っかきだからでしょうか・・・・あっ
どうもこんにちは!管理人マッチョです☆

え〜今回のお話はですね。「始皇帝暗殺」などで有名なチェン・カイコー監督がてがけた
「北京ヴァイオリン」です。

〜ストーリー〜
中国北部の豊かに水をたたえた美しい田舎町。
13才のチュンは父親のリウと二人で慎ましく暮らしている、ヴァイオリンが得意な少年だ。
母親を2歳の時に亡くし顔も覚えていなかったが、チュンのヴァイオリンは母の形見だった。
チュンのヴァイオリンの腕は町中で評判になっていて、事ある毎に声がかかり、その演奏は人々を癒し、喜ばせていた。
 食堂で料理人として働くリウはそんな息子が誇らしく、一流のヴァイオリニストにすることを生き甲斐にしていた。
リウはコツコツ金を貯め、チュンは毎日練習に励み、
いよいよヴァイオリニストとして成功するために北京へ行くことになった。
 大きな荷物を抱え、おのぼりさん状態で駅に着くと駅はすごい人混み。
そんな中でチュンは一人の女性に目が留まる。
男所帯で暮らすチュンには、記憶にもない母の姿が重なった。
彼女の荷物を運ぶのを手伝い、愁いを帯びた目が強く印象に残った。



ヴァイオリンと題名はついていますがしっかりクラシック音楽の映画ではなく。
父子と彼らを取り巻く人間の人情温まる物語といったほうが正しいでしょう。

そこには天才少年を支える父親の愛が溢れています。

時代背景は限りなく現代なんですが、
やはり中国が広いってことなんでしょうか。
田舎町から都会北京へと旅立つ親子。
貧富の差が大きい田舎町と都会。
一歩街へ飛び出せば、まるで日本人の我々からすると昔の中国映画から
ジャッキーチェンのような現代香港映画に飛んできた来たような、そんなタイムスリップ感覚。
これが今の当たり前の中国なんですよね〜なんか不思議な感覚でした。

この映画で登場するどのキャラも個性的でとても人間味溢れるいい人たちばかり。

北京駅でひょんなことから出会う
金持ちやブランド物にしか興味なく、オトコにどっぷり浸かる女性リリ。
純粋無垢な主人公チュンは
彼女の愛らしいキャラと雰囲気にどことなく惹かれていきます。
この彼女も後半ではとてもいい役します。
成功するためにはいい先生につかなくてはいけない
幾度の出会いと別れを繰り返し、成長していくチェンといつもそれを支えていく父の姿。

そして彼はついに国際コンクールに出場するまでになります。


しかしそれは愛する父との別れを意味していたのです。


音楽で成功させることは父の願いでもあり、そんな父の思いに応えたい。
しかし音楽で成功する分、父との距離は遠く離れていく。


父のため、チェンが取った行動とは。

彼が最後に取った人生の選択。



中井喜一と笑瓶を混ぜたような愛嬌のあるおやじにもとても好感が持てます。
彼はいつも陽気に、息子のためならどんなことでも惜しまず、
北京での生活を支えるため、息子のレッスン代を稼ぐため
ひたむきに働いて切り盛りしていきます。

大都会でひたむきに生きる強い父子の絆を 音楽を通して鮮烈に表現しています。



感想としては

深いわ!!超感動〜!!って言うほどの重みはなく。
軽いというわけではありませんが
トラブルも特になく考えさせられるというほどでもありません。
終わったあとに心の奥に小さな幸せと感動がりんりんと鳴り響いてる。

そんなちょっとひと休み?みたいな心温まる冬のコーヒーのような作品
だったと思います。

ちなみに実話を基に作ったらしいですよ。
バイオリンを弾いてる主人公タン・ユンは紛れもなく立派なバイオリニスト
スタント芝居ではなく本物の天才を使うところもチェン監督のこだわりがでてますね。

そのせいか主人公自身は淡白で表情があまりなかったw(演出なのかはわからないが)




全体評価    ★★★
オススメ度    ★★★
映像       ★★
ストーリー    ★★★
メッセージ性   ★
癒し       ★★★★★



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